どうしても氣になる、良い氣分とエゴ



こんにちは。



カードを使って高次元の存在からのメッセージをお届けする、カードチャネラーの馨央里です。



最近ですね、どうも『ゲス』という言葉と、『わがまま』という言葉が一人歩きしているような氣がするのです。



ゲスって、カタカナ表記が目立ちますけれど、ちゃんと漢字があって、下衆とか下司とか下種というように書くのですね。

 


で、それらを辞書で調べると、『心根の卑しいこと』とか『下劣なこと』っていうのが出てくるんですよね。



あ、ちなみに、下劣っていうのを辞書で見ると、『下品で卑しいこと』というのが出てきます。



で、最近、ゲスくなっていい、というようなメッセージをあちこちで耳にしたり目にとまったりします。さっきの辞書と照らし合わせると、『心根の卑しい人』になれ?『下品で卑しくていいじゃない』?。。。なんか、ちょっと違うような。。。



その本意はおそらく(私は本人ではないので憶測になりますが)、『ルール』とか『マナー』とか『常識』にがんじがらめになり『過ぎ』て、自分が本当にやりたいことや言いたいことを我慢して、望む幸せを逃してはいけないよ、ということだと思うのですね。



そのために『わがまま』になっていい、もっと自分を大事にしていい、と。自分がやりたいことをやろうとした結果の、周りの反応を怖れて動けなくなる、失敗を怖れ過ぎて動かない、なんてことはもったいない、と。



で、ですね、これ、解釈を間違えると、エゴに囚われて暴走するだけの、残念な人になるんじゃないか、と思うのです。



エゴは、『個』を大切にするとは思います。そして、それがないと皆同じことしかしない、同じ感情しか湧かないことになるので、



宇宙の一部として様々な経験をし、成長することを考えると、やはり大切なものではあります。



だけど、エゴに囚われてしまうとどうなるかというと、『所詮人は孤独で、誰も自分のことなどわかりっこない』と心を必要以上に閉ざすことに繋がったり、



『自分は他者より優れている(はず)』と優劣をつけようとしたり、『人に相談することは弱みを見せることでキケン』と孤立したり…などなど、



人との繋がりを遠ざけたり、何事にも勝負や優劣で判断し、上に立とうと躍起になったり、変化や失敗を恐れて行動をやめようとしたりします。



で、ここに、『ゲスでいい』という考えを誤ってとらえると。。。



『どうせ人は孤独なんだから自分さえ良ければいい』『他人に勝つためには手段を選ばなくていい、相手がどうなろうがかまわない』そういう方向に走っちゃうとは思いませんか?



いっとき、それで自分の『欲』は叶うかもしれません。ですが、『やらなきゃやられる』的な考え、つまり『恐れ』や『不安』がベースになって突き動かされて、『ゲスでいい』って思って行動すると、



今度は叶った状態を失うことや、手にした後に都合悪く変化することを恐れたり、不安になって、また更に『欲』のために動く。。。



そうなると、おわかりのように、無間地獄状態。まさにエゴに囚われた状態です。



『ゲスでいい』『自分を大切に』『わがままになっていい』と提唱なさっている方々は、決してそういうつもりで仰っているのではないと思うのです。



もちろん、これは私が『ゲスでいい』的考えに対して、こう思うということをつらつらと思うままに書いているだけですので、違和感を感じる方は、自分がしっくりするスタイルを見つければ良いと思います。



こうじゃないんじゃないか、という方は自分がこうだ、と思う考えで行動すればいいんだと思います。



そこら辺はフリーダムです。



ただ私は、エゴに囚われて動かない方がいいよ、『ゲスでいい』という言葉だけだとエゴの思うつぼ、になったりしそうだよ、とふと思っただけです。その割に長文だけど。



さてと、ここから先はいつもの告知です。



毎月恒例、月末期間だけ受け付けるメニュー、ココナラでやっています。来月の指針に、ぜひお申込みください。






ありがたいことに「今の自分の状況にぴったり」とか「メッセージ通りのことが起こったけれど読んでいたから落ち着いていられた」など、嬉しいお言葉をいただいております。



じっくりご自身の内面を探り、必要なことを炙り出していくには、対面セッションが最も有効です。






現在、今週のセッションを受け付けております。平日は夜19時以降、土日は日中から。都内のカフェやラウンジで、友だちとお茶して喋るような感じで、楽しく行えますよ。



ご自分の未来を自分でコントロールしたい方の、勇氣あるお申込みをお待ちしております。

スピリチュアルヒーラー馨央里's Official website

If you can dream it, you can do it.