変えられないもののせいにすること



こんばんは。



カードを使って高次元の存在からのメッセージをお届けする、カードチャネラーの馨央里です。



過去世探求のメニューへのオーダーがコンスタントに届きまして、過去世を知るということへの関心がかなり高いのだな、ということを実感している今日この頃です。



私はメニューとして提供する以上、お届けするメッセージを読んで、未来のために行動していただきたい、と心から思っています。



私のセッションは、過去世を知るメニュー以外のものも含め、現在を変え、未来をより魂が喜ぶものへ自分の手で創っていただくことを意図しています。



ですので、こうするといいんじゃないかな?ということを添えてお届けすることがほとんどです。「◎◎です、おしまい。」じゃなくて。



ただ、「お家の◉◉をこういじって」というような個別具体的指示は出しません。それをすると、クライアントさんが「思考停止」になるとわかっているからです。



ラクですもんね。考えて試行錯誤せずに済みますから。失敗ないですし。ですが、それを魂は喜びません。むしろエゴの餌食になるでしょう。



どういうことかと申しますと、仮に私がメッセージをお届けする際に「。。。ということで、高次元から、この状況を打破するために、★日に△へお出かけしていただき、そこで◆を入手し、家に飾ってください。」と書いたとします。実際にこんなメッセージは受け取りませんが(笑)



で、願いを変えたい、状況を変えたい一心でそれをやったら、すごいミラクルが起きて、願い通りになったとします。



きっとその人は感謝してくれるでしょう。私もそれをお伝えして良かった。。。とは思います。



ですが、そのキョーレツな体験から、「私に聞けば教えてくれる」→「私に聞いてその通りのことをすれば大丈夫」→「私に聞かないと打開できない、幸せになれない」というように考えるようになりかねないのです。



まさか?!って思いますか?そんなことないんですよ。そのうち、その日に何を着たら1日ハッピーに過ごせるか、その日に何を食べたら良いか、どこへ行ったらいいか、そんなことまで聞かないと済まなくなる人、実際にいるのです。



まさに思考停止状態です。「正解」をすぐ、しかも自分で探さない。試行錯誤しない。



こういう状態になったとき、エゴは間違いなくあなたにこう囁いています、「さあ、今日も聞かないと、もしいやなことが起こったら大変じゃないか。」「さあ今すぐあいつに教えてもらおう、そうすれば安心だ、もし聞かないで何かやって失敗したらどうするんだ」などなど。



私はクライアントさんに、このようになっていただきたくはありません。エゴの声を聞くのではなく、魂と会話していただきたいのです。エゴに乗っかるのがどんなに困ったことか、お感じになっていただけるでしょうか。



ですので、ヒントをお教えします。そこまでです。そこから先は、自分で考え、行動してほしいのです。なぜなら、あなたの人生だからです。



過去世にしても同じです。今、自分に影響を与えている過去世のヒントを教えます。あとはご自身で、ではそれを打破するため、これ以上同じことを繰り返さずに済むためには、何をどうしたら良いだろう?と考え、あれこれ試してほしいのです。



高次元の存在、特にあなたのそばにいてくれている守護天使やスピリットガイドなどは、あなたがそうやって考え、「とりあえずこれをやってみよう」と行動を開始してくれることを喜びます。そして更なるヒントを届けてくれるのです。



そんなわけで、過去世を知って、



「ああ、自分が今、こういうことでうまくいかないのは過去世でこんな経験をしたからなのね。。。じゃあ、仕方ないわ。だって過去世で私、つらかったんだもん。」



では困るんです。過去世のせいにして、「思考停止」にならないでください。過去世のせいにして、自分が今うまくいかないことを正当化しては未来は変えられませんし、エゴの思うつぼです。



人は、というか、エゴの言うなりの人は、変わることをおそれます。エゴが変わることをおそれているからです。



でも、それだと今のままですよ?誰かが変えてくれることはありません。お膳立てしてくれることも、全てを用意して、最後のスイッチを押すだけなんてことは、まずありません。



大丈夫です、メッセージのヒントを元に行動を、ほんの少し、エゴが抵抗しない程度に一歩を踏み出し、そしてその歩みを止めないこと、それで今までと違った風景が見えるようになります。


勇氣を出して、動いてくださいね。私にお金を払って、ヒントを受け取ろうとしたんです。その「一歩」は既に始まっているんですよ☆彡

スピリチュアルヒーラー馨央里's Official website

If you can dream it, you can do it.